今週読んだ本です。予防医学の一つの考え方として、アーユルヴェーダというインドの伝承医学の知識に基づいた内容でした。アーユルヴェーダは、「生命」「寿命」を意味するアーユスと「知識」「科学」を意味するヴェーダの複合語で西洋医学的な病気を治す為の対処療法では無く、健康で生き生き暮らす為の前人的かつホウカツテキナ知識体型で病気の根本的治療といった東洋医学のもとになったものです。過食や薄着のファッション、エアコンや冷たい飲み物そしてストレスなど現代に暮らす我々のは便利さや快適さと引き換…えに多くの「冷え」を受けています。間食が多くまた多量の食事は、常に胃に食べ物があると消化の為に血液が沢山使用され、身体の末端への血流が不足し細胞の分裂が活発にできなくなります。エアコンや冷たい飲み物そして食べ物も根本的に身体を冷やすので血流が悪くなり身体の正常な循環器官が働かなくなります。そしてストレスによる心の冷えも身体の不調をもたらします。誰にでも辛い事や悲しいことはありますが、気持ちが沈んで心が冷えると身体まで冷え上記のように病気にならないとも限りません。常に心を大きく持ちストレスをストレスと感じない前向きな気持ちが健康の秘訣です。因みに冷えを取る様々な物の中で「白湯」があります。やかんに水を入れて沸騰したら火を止めず蓋だけとりそのまま10~15ゴボゴボと泡が出るくらい沸かし続けます。この白湯、食事の際に飲むと消化の助けになりますし、健康的なダイエットにも効果的です。最後に首や腕、脚を多く露出する服装は冷えの元凶です。夏でもショールなどで首回りを保護することが大切です。日常の生活の中でなるべく冷えを取り除く努力をしましょう。でも綺麗な女性の薄着が見れなくなるのは非常にストレスがたまりますね。f(^_^;