今週読んだ本です。睡眠とは直接関係ないのですが、今後睡眠環境を勉強する上で、温度に詳しい先生の本を読もうと思いこれを選びました。まだ、仮説の段階ですが人間の最も大事な臓器である脳は選択的脳冷却という仕組みを備えているそうです。脳事態は熱に非常に弱く高温になるとパフォーマンスの低下が顕著に見られます。(運動能力、思考能力両方です。)そこで脳を冷却するために、額や頭皮、顔に多量の発汗をすることで脳を包んでいる静脈の血温が低くなり脳を冷却するようです。また、発汗を以外にも顔色に冷風をあてることでも同じ効果が得られるようです。マラソンなどで走行中は顔に風が当たり脳を冷却しているのに、ゴールした瞬間風が当たらなくなり、脳温が上昇して、熱中症になるケースもあるようです。スピードスケートの選手がゴールした瞬間頭のユニフォームを外す行動も脳冷却の為の一つの行動のようです。
2012年08月10日
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