今週読んだ本です。スミレ薬局の東福さんよりお借りしました。東福さん、ありがとうございます。著者は「人が物を買う」ということを徹底的に研究している小阪裕司先生です。とても有名な先生ですので、本書を読まれた方はもちろん講演を聞かれた方も多いと思います。商品を購入するのもサービスを受けるのも、大切なお金をどうして使うのか？そこには使う理由があるからです。使うことで人は悦びを得るのです。つまり商品やサービスは二の次何でも良いのです。ディズニーランドも近所の魚屋さんも同じです。商売はそ…の悦びをお客様に提供することが基本です。そしてその悦びを与える「仕組み」が存在します。ちょうど人生ゲームのようにお客様をコマに例えて自分が作ったルールに沿ってお客様がマスを進んでいくような感じです。そのマスを進めていく動きを与えるのが悦びです。人間という生命体は与えられると必ず返す性質があるそうです。全世界、全文化共通です。ですのでまずは損得抜きにお客様に徹底的に悦びを与えることが大事です。そして最終的に自分の商売に返してくれるよう仕事に仕組みをもうけることです。そして相手に悦びを与えるにはまず自分が感性豊かになり、色々なことに感動して多くの情報を得てその中から相手のためにできることを精一杯やることです。恋愛と同じで、誰かを好きになりお付き合いしたいとおもったら、声のかけ方、何に誘うかお茶や食事はどこにするかなどかんがえますよね損得無しに。商売とお客様の関係も同じなんですね。